2008年12月23日火曜日

氷点下の誘惑+未公開アルバム(メニューバーの一番左で「山の流氷」を選んでください。)



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昨夜からの雪で森の木々は白くなりました。滝も凍りはじめているようです。谷に降りて行くと、だんだん冷えてきます。まわりの木々の枝には霧氷ができていました。美しいです。

滝壺のまわりは、気温はマイナス9℃、まさに天然の冷凍庫です。

滝は凍りかけているので、水量は少なくはなっているようですが、それでも水の落下による風圧と冷気がものすごいです。

これからこの滝に挑むゆかりは、このものすごい冷気に、なんか負けそうだけれど、うれしさでワクワク感とできるかしらというドキドキ感が入り交じった複雑な気持ち。ゆかり、精神統一をしています。

滝壺はもはや真水ではなく、シャーベット状になっていました。シャーベットとは言っても、半分、凍って、固まりかけているので、とても硬く、かつ厚さが下半身分あるので、とても重いです。去年、「恍惚の世界」で初めて来たときには、滝壺は既に分厚い氷で覆われていました。どうやって、その氷ができるのかは謎でしたが、このシャーベットが堆積していって、みるみるうちに分厚い氷の層になっていくことがわかりました。

重い氷をからだでかき分けかき分け、退路も確保しながら慎重に前進します。そしてやっと向こう岸にた辿り着きました。氷柱がいっぱい。美しい自然の造形です。髪の毛は滝の飛沫と冷気で完全に凍り付いてばりばりに。

氷が硬いので、ほーら、こんなこともできるんですよ。寄りかかれちゃう。からだの向きをかえてこんどは前に寝そべったり。氷は0℃、空気はマイナス9℃、実は氷の中の方が温かいんです。でも、温かいとはいっても0℃ですから。

氷から上がりました。もうからだは真っ赤です。でも爽快!!! 大自然をなま身の全身で感じとることができた喜びと満足でゆかりの心はいっぱいになりました。

2008年12月12日金曜日

クリスマスを告げに



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吹雪がやんで、朝からとてもよいお天気。すばらしい眺めです。

林の中にもたっぷりのお陽様が差し込んで、とても明るいです。なんだかうれしくて、木立のあいだをぴょんぴょん跳ね回りたくなります。

谷間に降りていくと、お陽様の当たらない木々には、昨日の吹雪で霧氷ができていました。とても美しいです。

もうすぐクリスマス。天然のクリスマスツリーの前で、メリークリスマス!

大きなツリーの前では、ゆかりがお飾りみたいに見えます。

そして滝壺。ものすごい冷気と風。まるで天然の冷凍庫のよう。

氷瀑の氷の青白い光が幻想的で美しいです。

山と森と滝の精に、ベルを鳴らして、クリスマスの到来を知らせてきました。そして、心の中に、大きな天然のクリスマスツリーをしっかりと収めてきました。

2008年12月1日月曜日

生まれて初めて




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おもてはめっきり寒くなりました。

憧れのグランドピアノ。うーん、やっぱり練習で使ってる電子ピアノとは音の粒だちもタッチもぜんぜんちがう。それに絵になると思いません?でも、「なにをぬくぬくやっているのか、そんなことをやっている暇があったらさっさと水着になって滝に行きなさい」とお尻を叩かれそう。。。

ゆかりのお気に入りのナンバーを2、3ご披露。初めは、エルガーの「威風堂々」のピアノ版。英国では第2の国家として国民から慕われているそうです。日本では、エリザベス女王が来日したとき、迎賓館でこの曲が演奏されたのが印象的でした(歳がバレそう)。まん中のところの勇壮な感じが特に好き。

英国といえばなんといってもやっぱり、ビートルズ。そのピアノ曲といえば、「Let It Be」。尊敬する偉大なポールマッカートニーになったつもりで弾き語り。この曲は、ポールはゴスペル(黒人霊歌)に強く影響を受けて作曲したのじゃないかなぁと思います。

そしてジョンレノンのピアノ曲といえば「イマジン」。この曲もピアノの低音部を実にうまく使っているなぁと思います。シンプルながらすごく味があって大好きです。ジョンレノン、まさに天才です。

音をお聴かせできないのが残念、、、というかこれ幸い 。あくまで自己満の世界でーーす 。

ん?気のせいか「水着で弾いたら??」という声が。。。

ところで、わたし、自分がピアノを弾いている姿を見るのは実はこれが生まれて初めてなんです。だから、自分にとって貴重なショット、とてもうれしいんです。

お夕食は四川料理。さあ、食後は本日のメインイベントです。いつもは、氷のような水の中ですが、今日はオーケストラの芳醇な音色の中にしばし浸ってきます。

ゆかりの「芸術の秋」でした。

2008年11月25日火曜日

碧色の虜



昨シーズン「恍惚の世界」で訪れた滝です。ゆかりの滝シリーズで一番最初に訪れた記念すべき場所です。昨シーズンは完全に氷瀑になってしまっていたので、水がある滝壷の全貌をこの目で見たのはこれが初めてでした。水の碧色がとても神秘的です。

あれから1年。この水の碧色があたまから離れなく、一度この身を抱かれてみたいと、心を虜にされていました。ものすごく豪快な水の落下。とても男性的。でも、はたしてこの私を受け入れてくれるかしら。

「第1のコース、名取ゆかり」

水着になると滝の風の冷気でさすがに寒いです。でも心はワクワク、ドキドキ。

うーん、水、冷た~~い。ゆかり、がんばれ。

水が落ちる下近くはすごい水しぶき。波もあるし、水も飲んじゃった。

やった。とうとう泳いだ!充実感たっぷりです。大自然ってすばらしいです。

泳いだあとはいつものように、林の中のふかふかの柔らかな落ち葉のクッションが迎えてくれます。昨シーズン「恍惚の世界・後編」では完全に雪の下でした。

うーん、ふかふか。すりすりしたくなります。なんとなく野生の小動物たちの気持ちがわかります。これからこの温かなクッションの下で冬眠に入る小動物くんたちに代って、ゆかりがこの森でしばし楽しませてもらいますね。

今シーズンも、大自然はわたしたちに素敵な氷雪の世界を見せてくれるでしょうか。

2008年11月10日月曜日

落ち葉の絨毯



山の麓は紅葉まっさかり。山の上はというと、雪こそまだのものの、標高が高いので朝の気温は氷点下。いよいよ今シーズンの始まりです。あすかさんとひんやりした空気の中、山みちを滝のそばまで降りてみます。ここは昨シーズンの冬に「氷の桃源郷・後編」で訪れたところ。久しぶりです。

轟々と水が落ちています。水しぶきと風と音がすごいです。昨シーズン来たときは凍っていたので、水量は少なくて、おとなしい感じの滝に見えましたが、まだ凍ってはいない今日はさすがに違います。恐い感じです。立っているとびしょ濡れになってしまいます。

「寒いなぁ~。なんか怖いなぁ」正直なところ気持ち的には、今日は滝の写真撮るだけでもいいしなぁ~が6割。でも、ここまで来たのだからという気持ちが4割。今日はちょっと弱気なゆかり。でも、「さぁ、ゆかり、いくのよ」と自分に言いきかし服を脱ぎます。

脚を滝壺の水に浸してみます。すごく冷たいです。

次に肩まで浸け込んでみます。うーん、気持ちいい。ここまでくると、水が落下しているあたりを泳ぎまわってみようかという気になります。こんな経験はうまれて初めてです。でも、あすかさん曰く、「画像からだけだと、温泉(打たせ湯のある露天風呂)のように思われるかもしれないね」。

正直、ちょっと恐かったけれど、水から上がってみると快感です。 大自然ってすばらしいなぁ、と思う瞬間です。

今度はまっ黄色に色づいた林の中を、せせらぎの音を聴き、落ち葉をさくさくと踏みながら水着で散策です。

木々が脱ぎ散らかした服、落ち葉の絨毯の上に寝転んでみます。木立ちの間からさしこむ太陽の光と、落ち葉のにおいを感じ、うっとりしてしまいます。

まもなくこの落ち葉の絨毯は深い雪に覆われるんですね。

2008年10月3日金曜日

ありがとう



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暑さ寒さも彼岸まで。この日は昼間は30℃で、夏を思わせる日和でした。去り行く夏を追い求めて、今日は「君」とふたりっきりでまたまた海へデート。

おー、まだあった。これぞ真夏の陽射し。

海は碧でとっても素敵です。やっぱり海はいいです。

小さな漁港です。今日は休日なので、漁はお休みのはずなんですが、なぜか次々と漁船が港に帰ってきます。

わたしが水着で写真を撮っていると「オー、オー」と冷やかしのかけ声が。。どうしていいもんやら。手を振っちゃったりなんかして。。

実は「君」とはあと数日でお別れなんです。それで、この日は最後の思い出づくりに出かけたんです。君はわたしのためにこの世に生まれてきました。ほんとうに長い間、わたしを楽しませ、育み、そして安全に守ってきてくれました。はじめて君に会ったときの感動は今でも昨日のことのように覚えています。「さあ、どうぞ」と言われて君に乗った。でもあまりの大きさに公道に出るのにおろおろしてしまったこと。 それに、ゆかりの初めての外出は君とだったね。思い返すと思い出が溢れてきます。

今は感謝の気持ちでいっぱいです。まだまだ元気なのにね。ごめんね。最後の日は笑顔でお別れしたいと思います。でも、きっと涙がでちゃうだろうな。。。元気でね。ありがとう。ありがとう。

2008年9月20日土曜日

たくましく生きるんだよ



日中の陽射しはまだまだ強いですが、朝晩はめっきり涼しくなりました。
夏も過ぎ去り、寂しさが漂う今日このごろです。
8月は前半はとてもよい天気に恵まれました。
ゆかりの夏休みはお天気はとてもよかったです。

草原の中の木の下でお昼を食べました。

高原の風、とても爽やかで心地よかったです。

そして、うちの庭にひょっこり現れた子猫ちゃん。
毎年、ちがう猫が現れるんです。
今年はめすの三毛猫です。ちなみに去年はおすのサバ猫でした。
三毛って最近、珍しいですよね。

とてもよくなつくんです。

テラスの階段で。あたまでグィグィ。おっこちゃうてば~。
朝になると来て、夕方暗くなるまでずーっといます。

どうもエサが欲しいのではなく、人肌が恋しいようです。いっしょに遊んでいると心が癒されます。

飼ってあげたいけれど、うちでは以前にもう3匹も飼っていましたので無理です。もうすぐこの子にとっては生まれてはじめての冬が来ます。厳しい山の冬を越せるかしら? がんばってたくましく生きるんだよ。

2008年8月28日木曜日

真夏の夕べ

お盆休みの前です。

暑かったです。

北京オリンピックも終わったけれど、
ここでも44年前にあったんだね。

ゆかりは東京オリンピックを見に行ったのでしょうか?
どう思いますか?

陽が暮れるころ、真夏の夕べのコンサートに行きました。

青島広志氏の「蝶々さん海をわたる」と題するコミカルなミュージカル。
ミュージカルといっても大規模な大規模な演奏ではなく、
室内楽セクステット+管1+パーカスのシンプルなもの。
ゆかりは大編成ものよりもこういったこぢんまりした編成ものが好きです。
ミュージカルの脚本、編曲、演奏をすべてこの方が手がけられていらっしゃいます。コンサートは久しぶりでした。やっぱり生は迫力がちがいます。

コンサートのあとはゆかりの大好きなタイ料理でお夕食。
からーい、トムヤムクンで暑さをふっとばしました。
楽しい、夏の夕べでした。

2008年8月20日水曜日

夏、はじける [revision 2014]



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東京では、ここのところ異常に暑い日が続きました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。夏ってこんなに暑かったかしら?、やっぱり、歳をとったせいなのかな、とも思ったりもしましたが、やはり、いつもより暑くないでしょうか。皆様におかれましては夏ばてなどされていないでしょうか。

今回のブログは、『夏、はじける』の初版(2008年8月20日)に、未公開の画像を加えたものです。と言うと、なぁーんだ、手抜きか、と思われるかもしれませんが、6年たった今、当時の記録を見直すと、当初、公開した画像以外にもいい感じに撮れているものが結構ありました。この『夏、はじける』は、ブログを以前のサイトから移設してから、ずっと今日まで4年半の間、公開していなかったので、初めてご覧になられる方も多いかと思います。いつもながらの手前味噌ではありますが、私自身、思い入れが深い思い出でもありますので、ご覧いただき、夏の楽しさと、だめ押しの夏の暑さを感じていただければと思います。

ところで、このビーチはその後、「ゆかりのビーチ」と称して、何度も訪れ、ブログによく出て来るところで、今回のギャラリーはその初めてのときのものです。それにしても、この当時は、スタイルよかったなぁ、、、と、風呂あがりのお腹を見ながらため息が出てしまう今のゆかりです。。。【2014年8月9日記】

--------------【初版(2008年8月20日)】--------------
午後になって陽射しが傾いてくると、
海はますます碧くその色を深め、
波の白さはますますその対比を際立たせてきます。

『撮りましょうか』

真っ黒に日焼けした肌、ビキニの競パン、爽やかな笑顔のかれ。
「え、ほんとですか。」

「よく撮れてますね」
『モデルがいいから』
「いいんですか、わたしみたいなのでも」
『はじめ、モデルさんかと思った。すっとポーズがとれるところが凄いよ。』

大海原と見渡すかぎりどこまでも続く焼けるように熱い白い砂浜。
かれが水着で運転する左ハンドルのジープの助手席にゆかりはビキニで乗り、
潮風を全身に受けて
波打ち際を疾走です。

『オレ、海好きなんだ』
「わたしも大好きです」

さわやかなかれの笑顔がとても印象的な夢のようなひとときでした。

2008年8月11日月曜日

涼を求めて



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今年は冬は寒かったし、梅雨もしっかり雨が降りました。
そしてこの夏、ほんとうに暑い日が続きますね。
ゆかりは今年の夏は、電気代節約に挑戦しています。
仕事から帰っても、冷房は一切つけません。
こんなときは団扇です。これ、意外に効果あるんですよ。
それにとっても夏を感じることができます。
いまや生活必需品です。これなしでは生きられませんというか死活問題です。

さて、今回は涼を求めて山奥の渓流にやってきました。

渓流の水はほどよく冷たく、とても澄んでいました。

流れはご覧のとおりところどころ急で、流されそうになりスリルがあります。

こうして写真に撮ってみると、背景に動きがあって、絵になりますね。

山の緑もとても鮮やかで目にやさしく、
見ているだけで涼しくなってきます。

いよいよお盆休みですね。今年の盛夏も大詰めです。

2008年7月21日月曜日

ほおずき【名取ゆかりのブログ 10万アクセス】



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何年も前からずっと心に描いていたほおずき市。

「行けたらいいなぁ」

この日、ついに夢がかないました。

予想以上にすばらしかったです。
平日なんですがとても活気があり、
また、情緒もありました。さすがは長い伝統の行事です。

ほおずき、とっても大きいんです。
そのほおずきと風鈴。実に涼しそう。蒸し暑さを忘れてしまいます。

ところで、境内では、たくさんの方からカメラを向けられました。
また、「お、ここらでは見ない顔だね」「入って、入って」と、
お店の方にお店にも入れてもらえたり。

女の子に「帯、曲がってますよ。」と言って、結び直してもらったり。
下町の「人情」みたいなのもあったかい。

夏の夕方の陽射しがまた美しかったです。

【追記】昨日、名取ゆかりのブログが、10万アクセスを迎えました。
いつも見てくださってどうもありがとうございます。

2008年7月12日土曜日

待ちきれなくて



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海開き。
でもまだ梅雨は明けていません。
もう待ちきれなくて、プロパでお知り合いになった妖華さんと、
話がまとまって海にLet's go!

きれいでしょ。妖華さん。真っ白なお肌。
水着にはよくなられるようで、今日の黒い水着、
大人の女性の雰囲気たっぷりで、よくお似合いですね。
ここで、ご注目。ゆかりのテンガロンハット、実はこれは妖華さんのを、わたしが気に入ってしまってこの日は一日中わたしのものにしてしまっていたんです。似合うでしょ? それにしてもさすがは妖華さん。小物に至るまでセンスが冴えわたっています。

ここの海は、わたしは大好きでときどき、ドライブに来ます。
ここはビーチと磯の両方が楽しめるので、好きなんです。

最近は磯焼けで海藻が少なくなっていますが、それでもここの水の中には海藻がいっぱい。お魚やウニまでいるんですよ。

今回は、いつもとちがってカラフルな水着です。
可愛いでしょ? 街の中を水着のままでルンルン闊歩です。
開放感たっぷりです。こういうの、わたし大好き!

神社にお詣りです。これからお賽銭を入れて拝みますね。

ほら、かのスーパースターの記念碑も。

帰りにいつものわたしのお気に入りの場所へちょっと寄り道。
ここの雰囲気がとても気に入っているんです。

2008、ゆかりの夏、始動です。

2008年7月1日火曜日

梅雨の色彩



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雨の週末です。天気予報で雨とわかっていてのお出かけ。木々の緑がほんとうに鮮やかです。

そして紫陽花。ひっそりとひとけの少ない雨の公園もよいものです。

午後は少し山の中へ。暗い山道を歩いていくと、目の前に美しい滝が現れました。滝壺のまわりの緑が鮮やかです。滝壷の水もエメラルドグリーンで、まるで泉のよう。滝壺から流れ出るせせらぎがとても美しかったです。

思わず泳ぎたくなってしまったゆかりです。 水着をもってくればよかった。

こんな素敵なところに連れて来ていただき、何枚もの素敵な写真をとってくださって、ほんとうに感謝です。

2008年6月20日金曜日

梅雨の合間に



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GW以来の久しぶりのお出かけです。
この日は梅雨の合間のよい天気でした。
梅雨といえば紫陽花と菖蒲。
都心では紫陽花が色づいて本番ですが、
郊外に行くとやっとこれからという感じです。
でもここ本土寺の菖蒲は今が満開。見事に咲きそろっていました。

そのあと、水元公園~「しばられ地蔵」へ。
お地蔵さんを縄で縛ると願いがかなうそうです。

午後は葛飾柴又の帝釈天へ。
ずーっと以前から行きたかったんです。
参道のお店でおそばを食べたり、
寅さんゆかりのお店で草だんごを食べたり。

近くには矢切の渡しがあります。
川面を渡る風がやさしかったです。

久しぶりのお出かけ、
とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
心から感謝感謝です。

2008年5月15日木曜日

初夏の天空に舞う Sliding in the summer air



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GWにあすかさんとスキーに行きました。
あすかさんはスキー、わたしはスノボ。
5月なのにこんなに雪が。
スキー場にゆかりで行くのは初めて。ちなみにスノボは5年ぶりぐらいかな。
はじめ、だいじょうぶかなと思いましたが、意外とからだは覚えているもの。

1~2回足慣らしで滑るうちに体重移動の感覚がもどってきました。

あすかさんは選手なみのうまさ。さすがは雪国のひとです。
滑りながらたくさん写真を撮ってくださいました。

足慣らしのときはふつうのウェアで。そのあと写真のワンピで。
お天気は最高!もう夏。ノースリで脚出しててもぜんぜん寒くありません。
澄み切った空気の中、風をきってスカートの裾をなびかせて滑走するのは爽快!
「写真撮ってくれませんか~」の声に、
「いいですよ、どこがシャッターですか?」と聞き返したら、
「そうじゃなくて、いっしょに写って欲しいんです」にはびっくり。

あすかさんも2人乗りリフトでしっかり声をかけられたり、写真撮られたり。
午後になってお天気はますますよくなって絶好調。
この陽気だとウェアを着込んでいるほうがもったいない。
ということで最後の2~3本はついに二人で水着で滑走。

2000mを超える標高、天空を翔んでいるような爽やかさ。
今シーズン最後の雪を思う存分堪能した一日でした。

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In this long spring vacation, I went for skiing with my friend Asuka.
Asuka was going to ski and me snowboard.
Even it was in May, such a plenty of snow.
This is the very first experience for me to go skiing as "Yukari". Incidentally, this was for the first time in several years.
At the beginning I wondered if I could slide, however unexpectedly, athletic feeling was memorized in my body.
With a couple of trials, I retrieved my sense of balancing my weight on the board.

As might be expected of a person in a snow prone country, Aska was good at skiing.
She took a lot of my pictures by sliding simultaneously.

At first when I prepared to slide I put on an ordinary jacket and pants, and then after changed to the mini dress in the pictures.
The weather was quite fine and it was summer climate not winter any longer.
I did not feel cold at all even though I exposed my naked arms and legs from my mini no sleeve dress in the air.
It was quite a fun to slide with my dress streaming out in the breeze.

A man asked to me, "Please take a picture?"
I said "OK, no problem. And where is a shutter?"
Then I was surprised at him of saying "No, with me".

Asuka was also lucky to be asked for talking with a man on a pair ski lift and had her pictures taken by another man.
The weather was becoming even better in the afternoon, it was perfect.
Putting on a warm clothes did not match with such a fine weather.
At last, we made up our mind to make challenges on a couple of the last sliding with on bikini style!

Since the height was over 6000 ft, I felt light as if I was flying in the air!
This was the last time of this season.
Today, I enjoyed the last snow very much from my heart!

2008年5月10日土曜日

ゆかりの「夢」 Yukari's dream



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風薫る五月、この時期じゃなきゃ撮れない柔らかな新緑の光です。

今回着ているワンピは「大きな窓」のと似ていますが、別物です。
アニマル柄がなんとなく新緑とマッチしてるように思いませんか?
サバンナにいる動物か、原始人みたい?

雰囲気的にはどこか郊外へピクニックへ来たようでしょう?

でも、これは都心なんですよ。

街じゅう緑がいっぱいになれば地球に優しくなれるのにね。
日本じゅうの道路を街路樹の緑でいっぱいにしたい、、、
これはゆかりの「夢」でもあります。

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Fragrant gentle breeze and full of greens in trees in May.
No other seasons can provide such a soft lightning through fresh greens!

Today's my dress is very much like the one in the previous thread "Big Window", however, another thing.

Animal pattern of my dress matches well with fresh verdure, doesn't it?
It looks like a wild animal or a primitive in savanna , doesn't it?

This is as if I went for a picnic in the suburbs, did'nt it?
However, this is a mid of metropolitan area.

If every cities will be full of greens, it will be environmentally friendly to the earth.
I would like to fill all the roads in Japan with greens. This is Yukari's dream.

2008年5月7日水曜日

誤解



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自分がこうやって楽しくいられるのは、友人のおかげだと思う。

友人のためを思って言ったはずの言葉が、
逆に友人を傷つけてしまったのかもしれない。
わたしの一言が、友人の小さな密かな幸せを奪ってしまったのか。。。

でも誤解されてしまうのはつらい。

楽しく過ごそうと思っていたはずの「ゆかり」でつらい思いをしてしまった。

2008年5月4日日曜日

大きな窓 All the way



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はるばる遠いところからのお忙しいお仕事の合間にゆかりに会ってくださいました。
写真はホテルのお部屋に伺わさせていただいたときのものです。
こちらのお部屋、ふつうのシングルですが、窓が大きい!
つまり、自然光がたっぷり!
記念写真撮っちゃおうということで、いっぱい撮っていただいちゃいました。
けっこういい感じに撮れたな~って思ったのでアップします。
そのあとお夕食をお外でいっしょにとって、ショッピング、そしてホテルのラウンジへ。
楽しいひとときを過ごさせていただきました。
こんなわたしでも会ってくださる方がいる、ほんとうにありがたいことです。

My friend has come to see me all the way.
These are pictures when I visited a hotel to see her.
Although this was a small single room,
I was surprised at its window since it was very big!
Since the light was enough clear to take a picture, I pick up some of them.
We went out for having supper, shopping and then went to a hotel lounge at the top floor of the hotel.
We enjoyed talking each other for a while as looking beautiful illumination outside.
Thank her for coming to see me.

新緑 With fresh greens



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こうやってブランコをこぐのは何年ぶりでしょうか。
おのずと笑顔になります。

夕方になってにわかにお天気がよくなってきました。
夕陽に新緑が映えます。

桜も終わっていよいよ初夏です。

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おまけ

のぼり棒に挑戦。
体重が増えたせいか、筋力が衰えたせいか、すごくキツイです。
男の子ならわかるあのなつかしい感覚が。。。^^;

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It has been such a quite long time since the last time when I played with getting on a swing in my childhood. Smiling is coming out of myself.

The weather became gradually fine in the evening. Greens of trees were growing with splendor of the setting sun.

Happy spring with full of smell of cherry blossoms was finished and then the summer has come!

I made an attempt to climb a climbing equipment. It was very hard for me because of gaining weight or loosing muscular strength.

2008年4月24日木曜日

わたしは助手席 Next to the driver



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かっこいいでしょ。
生まれてはじめてのオープンカーです。
しかも外車。
一度乗ってみたかったんだ。ついに夢がかないました。 こんなに早く夢がかなうなんて。

葉山~逗子~江ノ島を潮風に吹かれてドライブに連れていっていただきました。
三浦半島に着くと、新緑に初夏の陽射し。ときどきうぐいすの鳴き声も。
葉山の海は大雨の翌日にもかかわらずあおく透明でした。さすがです。

逗子~江ノ島も生まれてはじめてでした。

なんか映画かドラマの主人公になったような気分です。ほんとうに感謝、感謝です。

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Very nice, isn't it?
It was the first experience on a convertible.
And it was a foreign car.
I have wanted to get on such a nice car for a long time.
How lucky I was that dream came true!
I was invited to go for a drive feeling sea breeze from Hayama to Zushi and Enoshima.
By the time when we arrived at Miura Peninsula, it became fine and sunshine of early summer through greens of trees was dazzling.
Bush warbler was singing somewhere.
Shore water of Hayama was blue and clear although it had rained much the day before.
Visiting from Zushi to Enoshima was also the first experience for me.
I felt very happy as if I were a movie star.
Thank him for giving me such a happy moment.

2008年4月16日水曜日

おてんば



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新緑です。季節はどんどん移り行きます。軽やかな春の風が心地よいです。

葉っぱの葉脈だけが残っているんです。

いつも立ちん坊の写真ばっかりだから今日は動きのあるのを。
ということで、◯十年ぶりのバッターボックス。
ふつうモードのときですら、1回しか行ったことがないのに。大丈夫?
はじめは右へ。次に左へ。

けっこう、できるじゃん。なんかやみつきになりそう。
「からだを動かすのって、気持ちいいなぁ~」
でも、次に鉄棒が待っていることはまだ知らないゆかり。

公園にやってきました。鉄棒なんて、実に◯十年ぶり。
ベンチに休んでいるひとがいっぱい。さあどうする。ま、いいか。
「まずはあれに登れるのか」
よいしょっと。

なんとか登れた。

はじめは前回り。

回転でスカートの裾はからだに抑えつけられるので、問題無し。

つぎに逆上がり。

やっぱりこれは。。。
スカート履いての鉄棒は生まれてはじめてだなぁ。
次の機会では足掛けまわりかな。

これは来週は筋肉痛になるなぁ。

2008年4月13日日曜日

おもいっきり春



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「お天気はいいし、どうしようかな。」
お昼前になってしまいました。
「写真はともかく、ドライブに行ってみよう。」
ということで、思い切って出てみることに。
クルマをとばすこと1時間半。
今年もやってきました。
「うわー、すごいきれい!!」
ありました。お目当ての菜の花。
もしかしたらもう終わっているかなと思いましたが、満開!!
いちめんの菜の花。

春というよりは、初夏を思わせるお陽様。

むかし懐かしいのどかな田園風景が残っています。

「やっぱり来てよかった。来年もきっと来るよ。」

2008年4月6日日曜日

春うらら、下町の千鳥が淵 Cherry blossom 2008



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今年も行ってきました。
ゆかりの大好きな「下町の千鳥が淵」。
まだ蕾みもいっぱいあったんで満開ではなかったですが、
それでも十分にいい雰囲気。
川面に枝垂れかかる川沿いの桜がとても綺麗です。
川の両岸に見渡すかぎり桜が続いています。
ここはなにより、すいているので、
落ち着いて写真撮影ができるんです。

お天気が最高だったので、麗らかな春の陽射しの下、
お昼はパラソルの下で\500のカレーライスとソフトクリーム。

川には和舟が行ったり来たりして、情緒があります。

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Again in this spring I came here, Yukari's favorite "Chidoriga-Futi of the down town".
"Chidoriga-Futi" is a moat of the imperial Palace and is famous place for cherry blossom viewing.

Although a lot of cherry blossoms were still in bud and were not at their best, we could enjoy the sweet atmosphere.

There are a lot of trees of cherry blossom on the both sides of the canal.
Their branches are spreading over the surface of the water.

The reason why I like here is that here is always not crowded with viewers.
So we can spend enough time to take pictures.

As it was quite a nice day, I had reasonable 5 dollar curry rice and a soft ice cream for the lunch under the bright sun.

Wooden boats are going up and down on the canal adding a nice mood.

2008年3月27日木曜日

下町の千鳥ヶ淵



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日頃、目をつけていた下町の隠れた桜の名所を散策しました。水面に枝垂れかかる桜は、「千鳥ヶ淵」のそれを思わせるので、「下町の千鳥ヶ淵」と、私は勝手に名前をつけています。柵さえなければかなりいい雰囲気なのですが。。隠れた場所なので、案の定、人出は少なく、桜のトンネルは私たちのためだけにあるような瞬間さえ幾度もあり、思う存分満喫できました。
【2007年04月01日17:04記】

2008年3月15日土曜日

なのはな



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春を満喫してきました。
年度末で仕事が忙しいけれど、
きれいな花たちに囲まれて、
疲れもふっとばしてもらえました。
心の中から綺麗にしてもらいました。
駅でみかけるJ◯のポスターみたいだと思いません?^^;
【2007年03月25日23:05記】

2008年3月8日土曜日

氷の桃源郷・後編



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つづきです。順番は前後しますが、現地に着いた早朝、滝に行きました。写真は一日めの様子と、二日目の早朝に行ったときのものを織り交ぜてアップしてありますが、以下の手記は二日目の模様です。

昨晩はテントを張って、キャンプをしました。文字通りの雪中キャンプとなりました。外は真っ暗でもの凄い吹雪で空が轟々と鳴っています。あとで調べると、この冬一番の猛嵐だったようです。朝、脱出できるようにと、夜中に起きて、自分のクルマで近くのメイン道路までのあいだを「除雪」をしていたら、雪にはまって動けなくなったハプニングはありましたが、そのあとは、暖かいテントで、寝袋の中でぐっすりの夜でした。いたって快適でした。朝、起きると、外はまだ吹雪いています。この吹雪だと、さすがに滝を見にくる人は誰もいないだろうなと思いつつ、早々にテントを撤収します。

滝へ行きたくて、心はワクワクですが、この吹雪の中、行けるだろうかと半分、心配です。道を谷へ下って行きます。昨夜からの猛吹雪で、道はさらに雪に深く埋もれているので、昨日通ったあとはまったくわからなくなっています。この時間もまだ吹雪いているので、誰も歩いた跡はありません。スノーシューをもってきたので、それをつけています。平坦なところは入り口の数十メートルだけで、あとは急勾配の下りです。遊歩道の手すりの頭がかろうじて見えているので、それを目印にだいたいこの辺かなと、滑落しないよう慎重にあたりをつけながら恐る恐る一歩ずつ進みます。昨日、一度、通ったので、かなり見当がつきますが、新雪の中だと、動きが思うようにとれません。それでも途中何度か、引き返そうかな、と思ったくらいです。早く滝に行きたいというはやる気持ちを抑えながら、一歩一歩注意深く進みます。そして20分ぐらいかかったでしょうか。やっと昨日の滝壺のところまで下りてきました。

滝壺のまわりはやはり昨日より雪が深くなっています。ここは誰もいなく、谷間のせいか吹雪の風もほとんどなく、ひっそりとして別世界です。滝とせせらぎの音だけがゆかりを迎えてくれています。コートを脱いで水着になり滝壺に向います。氷瀑は吹雪をかぶって、昨日よりさらに白くなっていました。ネットで調べると夏場は水量が多い滝のようですが、今はほぼ全体が氷瀑になっており、その内側を流れ落ちる水がある程度です。滝壺はというと、氷結してはなく、その水は際のところからせせらぎとなっ下流へ流れ出ています。いたって穏やかな美しい滝壺で、もう、ここはいわば「氷の桃源郷」です。

滝壺の水に入りたいのですが、岩に雪がかぶっていてどこから下りればいいのかわかりません。慎重に岩の間の雪を足でどけます。そしてやっと水の中へ。滝壺の深さはそれほど深くはないですが、滝の水が注いでいるところだけは深くなっています。水は冷たいですが、足でどけた雪の方がもっと冷たかったです。滝の水が注いでいるそばまで行きます。ここからは背が立ちません。昨日よりもさらに滝の水が注ぐ近くまで泳ぎます。水の飛沫がたくさんかかります。もうこの泉はゆかりのものです。時折、強い風が滝の上の林の木々を揺らし、一瞬、雪崩か?と思うぐらいのもの凄い雪煙が上から降ってきます。こうして、昨日と今日で4回ぐらい、泳ぎました。もう少しいたかったです。でも山の天気はかわりやすいですので余力があるうちにと思い、朝日に輝く氷瀑と泉を目にやきつけて、その場をあとにしました。

この冬はほんとうに楽しい経験をいくつもしました。今回はひとり旅でしたが、いっしょに行ってくれたあすかさん、まこちゃんに感謝です。

2008年3月6日木曜日

素敵な古い街並



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石畳の歩道が素敵な古い街並の中を、思いっきりミニでアグレッシブな装いでお出かけしてきました。空気が乾いているんですよね。陽射しは非常にきついけど、日陰に入ると冷んやり。とても爽快です。写真からもそんなメリハリが感じられませんか。 [2007/07/05(木) 07:51]

氷の桃源郷



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3月になりました。今日は啓蟄。土の中の虫たちも目を覚ますといいます。また、三寒四温という感じで、冬と春が鬩ぎあっている今日このごろです。今回の日記は2月の終わりのものです。冬をもっと楽しみたかったゆかりは雪中キャンプがしたくてひとり旅に出ました。その週末はあいにく日本全国大荒れの天気でした。まさに冬の嵐です。富山では「寄り回り波」の高波でたいへんなことになっていたときでした。今回ゆかりがめざした地は、山奥で、ここでもだんだん天気が怪しくなってきました。

さすが雪国。一面の雪野原はすばらしいです。「こんな雪の中に入ってみたい」しかし雪はとても深く、ブーツだけだと膝までずっぽり入ってしまって前に進めません。スノーシューをつけてやっと歩けるくらいです。お目当ての丘は道路から見ると近そうに見えても、そういうわけでなかなか辿り着けません。やっとのことで丘の上に辿り着いて、さあ、撮影開始です。今回は独りなので、すべてひとりでやらなければなりません。三脚たててカメラをセットして、狙いをさだめます。そしてジャケットを脱いで、水着になり、サンダルにはき替え、狙いをさだめたところに行き、ポーズをとります。そうやって何枚か撮ります。時折吹く吹雪はものすごく寒いし、なにより素足にちかい雪の中の足が限界状態です。カメラのところに戻って撮った画像を見ます。するとフレームからはずれていて愕然とします。

やりなおしです。「しょうがないな」と思いつつまた狙いを定めたところに行きます。ふと、足を見ると、血が。雪で切ったようです。根雪が結構硬いためです。何枚か撮っていると、今度は、ものすごい地吹雪が向こうからやってきます。真っ白です。地面の雪を巻き上げながらやってきます。三脚は傾いてしまうし、コートは飛ばされるし。またセッティングをやり直します。

相当、天候が悪くなってきたので、これが最後かなと思い、あらためてトライ。何枚かとりましたが、見てみると、うーーん、イマイチ。やっぱり極限状態でのセルフは難しいですね。でもかんがえようによっちゃ、こんな嵐の中で雪中ビキニ撮れることなんかめったにないので、よかったかも。つづく。

2008年2月28日木曜日

ゆかりの冬・後編



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前回からの続きです。

お昼を食べた場所のちょっと上のところに滝があるんです。これはいっしょに行ったお友達のあすかさんが以前から目をつけていたところです。滝といっても、自然の渓流の中に造られたちっちゃな砂防ダムなのですが、見た目、なかなかいい感じに水が流れ落ちています。そして滝壺のまわりはといいますと、写真にあるように自然の氷がたくさんあって、とても綺麗なんです。そしてその滝壺から流れ出た水は、さらに下の砂防ダムの上に溜まっています。底まで見えて透明で、天然のプールみたいになっています。でもここは結構深そうです。

あすかさんは、ここを泳いで渡って、あの滝に打たれてみたら?と言います。その場所を初めたゆかりは、正直、ちょっと尻込みしてしまいました。水はさぞかし冷たいだろうし、滝に打たれた経験もないんで、果たして私にできるかしら?ほんとうなら、ベテランのあすかさんに先にお手本を見せてもらいたかたったのだけれど、今日は先にやりなさいってことで、私がやりやすいように、プール状の池の淵をまわって滝に辿り着くルートを示してくれました。それなら私にもできるかもしれない、勇気をだしてやってみることにしました。

たしかに水は冷たいですが、池の淵はわりと浅いようです。水の中を滝へと向います。滝のすぐ脇にはこんなにきれいな氷がはっています。青く透き通っています。だけど、ゆかりはこれから初めて打たれる滝を前にその水の勢いにちょっと不安げ。だいじょうぶかしら。そしていざ滝に。すごい水圧です。肩にどどどっとずっしりきます。遠くから見たよりも水量があるみたいです。そこで60数えながら耐えて楽しみます。あとで滝行の経験豊なあすかさんも言ってましたが、ここの滝は水圧がすごいと。でも、打たれたあとは、言い表すことができないような爽快感が。これが滝行の醍醐味なのかなと、すこしわかったような気がしました。やったーって満足感でいっぱいです。

その晩は午前に写真をとった湖の湖畔でキャンプをしました。天気がよかったこともあって、朝方あった雪はほとんど消えていましたが、それでもさすがに山奥で夜はしんしんと冷えます。でもテントの中はとてもあったかです。夜は具沢山の海鮮鍋です。それに土鍋でごはんも炊いてみました。とてもうまく炊けました。テントの中であすかさんといっしょに鍋を囲みながら、今日の話しに花が咲きました。

次の朝、暗いうちから支度をして出発です。クルマで峠をのぼり、さらにもうひとつ峠を登ります。今度はかなり標高の高いところです。山の麓まで見渡すかぎりの一面の雪野原です。すばらしい見晴らしです。天気も抜群。ただ、気温はものすごく低いです。もうワクワクです。雪はさらさらのパウダースノーで、ブーツのままだとズボッと足が膝上までほとんど埋まってしまってとても前に進めません。ここで今回密かに用意してきたスノーシュー(西洋かんじき)をドラエモンのポケットからひっぱり出します。そして前進。足が沈まることなくおもしろいように前に進めます。はじめての経験です。そして丘をひとつ超えたところで写真撮影。雪原と山と青空が素晴らしいです。その中にこの身をおくことができてすごい快感です。水着で全身でそのすばらしさを享受します。さらに雪の上を泳ぎます。すごく冷たい!そして、あすかさんが、全身が埋まるくらい雪をかけてくれます。痛いぐらいに冷たいです。でもうれしい!

今回の旅はこれでおしまいです。いっしょに行ってくれたあすかさんに感謝です。今年の冬はあと何回行けるかな。

<大>寒水さんの「寒中水泳&薄着同好会」の活動報告に、あすかさんが書いてくださったこの日の楽しい手記があります。よかったら覗いてみてね。
http://kansui.health-life.net/kansui08/asuka080211/a080211.htm

2008年2月19日火曜日

ゆかりの冬



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暦の上では立春をすぎましたが、連日寒い日がつづき、冬本番という感じです。この週末はお友達のあすかさんと山の中へ。

こんな寒いシーズンの山の中にもかかわらず意外と写真を撮りにくるひとはいるんですね。湖に突き出た桟橋で写真を撮っていると、崖の上からじーっと眺めているひともいました。もしかしたらおみやげに撮られちゃったかな?帰ってから見て♀?♂?!☆で悶々としてくれてると嬉しいな。

お昼は渓流のそばに場所を移して、アウトドアクッキングです。今日のメニューはビーフシチューです。ガソリンバーナーで火をおこして具を炒めているとあすかさんが、脱いだら?っていうものだから、それもそうねってことで水着でクッキング。ガソリンバーナーって、燃料を詰める手間がいりますが、ボンベ式のに比べて火力が強いので、アウトドアにはとてもいいですね。気に入っちゃいました。

あつあつのできたてを渓流のそばでいただくのは最高!!!

午後のお写真、すぐそばの高台へ。鉄に詳しい方ならここはどこかお分かりになるかも。かつてロクサン二重連が走っていて、旧国鉄時代、その長さで国内最長ともてはやされた時期もあったそうです。歴史を感じると同時に、もうここを列車が走ることは永遠にないんだなと思うと寂しさも感じます。この橋もいつまで残るのか。貴重なショットになるかも。

ところで、こうして普段見る事の無い自分の後ろ姿を見てみると、夏のビキニの跡が半年たってもまだ消えてませんね^^; つづく。

2008年2月6日水曜日

ゆかりは風の子



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週末はお友達の都心で過ごしました。
今回の写真は、今、見て感じたのですが、
いいのかわるいのか季節感がまったくないですね。
薄着してるからかもしれませんが、
真夏の写真ですといっても通じちゃいそうです。
でも本当は気温が低く風もあって寒い一日でした。
むかしは真冬でもランニング一枚でかけずりまわっている子供がいましたね。
わたしはもしかしたらその名残りかも。

2008年1月17日木曜日

氷の翼



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KY

「危険予知」だと思っていたら、
最近は「空気が読めない」と読むそうです。
若者のあいだに「蔓延」している流行語だそうです。

「自分たちと違うと感じた相手を排除する。仲間はずれが怖いから、みんなと同じであろうと必死になる。流行語が招くこの風潮にがんじがらめになってしまうと、まわりに流され、やがて自分の意見さえ持てなくなる。」
(朝日新聞2008年1月14日社説)

「しらけ」がもうかれこれ30年ぐらい席巻したあとは、この「空気が読めない」になってきたのかと思います。世相を反映しています。またいかにも日本的な考えだなと思います。

ゆかりはKYなんのそのです。そういう悪い「空気」は読みたくありませんので、週末はいい空気を吸いにお友達と山へ出かけました。前日の冷たい雨はあがり、朝からすばらしい晴天です。おまけに、とびっきり寒くて、氷点下の一日でした。山並みは白く冠雪しており、木々にはうっすらと雪がかぶり、まるで桜が咲いているように見えました。

また滝に行ってみました。またかと思われるかもしれませんが、氷結した滝は実にすばらしいものです。なんといっても水が鉛直面内に止まっているわけですから。

ときおり谷間風が吹き、ものすごく寒いです。でも思いっきりその冷たさを味わいます。

滝の前のゆかり、なんとなく氷の翼が生えているように見えませんか?

まこちゃん、あすかさん、お疲れさまでした。

2008年1月15日火曜日

恍惚の世界・後編



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再び氷の上から川に入って戻ります。それにしても手が痛い!手だけは水につけられません。でもからだは平気。

川から上がって一旦クルマのところに戻ってお昼を食べます。お昼はキャンプ用のバーナーでお湯を沸かし、カレーライスを温めます。食後はバナナとコーヒーです。こんなものでもとてもおいしいです。

お昼のあと再び泳ごうということで滝壺のところに向ったのですが、たまたま滝を見にきているお客さんがいたので、ちょっと時間をずらすことにしました。こんな雪の中でも滝を見に来るひとはいるんですね。わたしは別に、見られてもかまわないんですが、氷のはった滝壺で泳いでいるなんてショックを与えてトラウマにさせちゃ悪いもんね。ということで、しばし林の中で戯れるところを撮影します。自分で言うのもはずかしいですが、木立の間からこちらの様子を伺うカモシカのようでしょ?

それにしてももう、なんだか嬉しくて嬉しくて、雪の上にゴロんちょしちゃいます。

雪原でひょっこり背伸びをしてこちらを見ているうさちゃんみたい?

そしていよいよ、この日最後のトライです。小さな滝壷があります。林道から下りて、川の氷の上を渡ります。

そして恐る恐る身を沈めて行きます。ちょっと深くて背は立たないようです。

さあ、いけ! 平泳ぎで滝壺に泳ぎ出ます。

地球は凄いなと思います。冬になると山や川をこれだけ冷やすことができるんです。膨大な熱エネルギーのやりとりがあるわけですよね。あらためて身をもって感じました。

この日の天候は雨~小雪でした。足下がしっかり固まっていて、サンダルを履いた足下もちゃんと写ったので、これが撮影にはかえってよかったみたいです。あすかさんは地形や水の深さ、氷の状態を熟知していらっしゃいました。そのおかげで安心して遊べました。また、まこちゃんの極寒の中の撮影はかなりたいへんだったようです。それに真っ白な雪の中の人物ということで、撮影的にもかなりテクニックが必要だったようです。天候とメンバーに恵まれて思い出に残る作品ができました。あすかさん、まこちゃん、どうもありがとう。

2008年1月7日月曜日

恍惚の世界



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あけましておめでとうございます。
旧年中は皆様から心温まるコメント、メッセージをいただき、
ほんとうにありがとうございます。
本年も細々と地味にコツコツ日記をアップして行こうと思いますので、おつきあいのほどをどうかよろしくお願いいたします。

新年最初は身の引き締まるような画像でスタートしたいと思います。それは、ネットで偶然ある1枚の写真を見つけてしまったことから始まります。それが、ゆかりの心の奥底に眠っていた魂に火をつけてしまいました。凍てつく巨大な滝の前でいっしょに写ってくださっているのがその張本人であるあすかさんです。スタイル抜群の「雪と氷の世界の女王」です。これはゆかりが勝手につけた呼び名で、女王というと厳しそうな響きですが、とてもやさしい方です。

凍り付いた滝壺の上を渡って轟々と流れ落ちる水の間際に立ちます。ここは滝壺の真上なので、夏の間は立てません。遠くから写した画像を見ると、牙を剥いた滝に飲み込まれそうな感じがします。でもところどころ氷がブルーに見えてとてもきれいです。展望台のところでも飛沫がすごいのですが、ここまでくるともう水を浴びてるのと同じようなもの。加えて、身も凍るような凄まじい冷気の強い風。その風を心行くまでこの身に受けてからだの芯まで冷やします。ときどき背後でゴゴゴー、ドサッと、上部の氷が滝の中に落ちる音がします。

滝壺を離れて、今度はいよいよ清流にからだをまかせます。雪解け水のような冷えきった水。写真を見ていると、たぶん「どうせ川床から温泉が湧き出しているんだろう」と思われるかもしれませんが、まったくのま水です。「冷たい」を通り越して「痛い」、「熱い」感じです。あすかさんはひとあし先に川の上にはった氷の上に上がっています。ゆかりもそこを目指します。その手前には深い瀬があります。恐る恐る肩までとっぷりとからだを沈めてみます。それにしてもからだは平気なのですが手がもぎれそうに痛いです。からだの中で、手が一番寒さ冷たさに敏感みたいです。そして氷に上がろうとしてもなかなか上がれません。すると、あすかさんが優しく手を差し伸べてくれます。その手から「よくがんばったね」と氷の世界に手招きしてくれたように思えました。

やっと辿り着いた氷上で一休み。岸から写真を撮ってくれたお友達はレンズを替えているのか、なにか設定をやっているのか。。。なかなか写真を撮ろうとしてくれません。「おーい、早くしてくれーーー」と叫んでみても、渓流の流れの音にかき消されて届きません。しょうがない、えーい、とアザラシのように氷の上にごろっつと。この際、氷上を楽しんじゃえー。 つづく。