なんとなくやっと梅雨らしくなってきました。
朝、通勤途中のしっとり湿った歩道を、傘を片手に歩きながら、
「昔は、雨あがりの朝にはブロック塀の上とか、そこここにでんでん虫がよくいたなぁ」
と思いました。しかし近頃はここ都内ではただの1匹も見かけません。
家やビルを建築するときに、
地下や基礎を作るために表層の土をごっそりもっていってしまうときに、
おそらくでんでん虫の卵もいっしょに持っていってしまうからかなぁと思いました。
残土として東京湾の埋め立て地に捨てられるわけで、
おそらくそこには孵化できなかった無数のでんでん虫の卵も眠っているのでしょう。
また、空気中の汚染物質を含んだ雨が長年しみ込んだ土は、
でんでん虫が生育するには毒が多すぎるのかもしれません。
今でも地方にいくと、雨上がりの朝にはでんでん虫が見られるのでしょうか。
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