2008年12月23日火曜日

氷点下の誘惑+未公開アルバム(メニューバーの一番左で「山の流氷」を選んでください。)



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昨夜からの雪で森の木々は白くなりました。滝も凍りはじめているようです。谷に降りて行くと、だんだん冷えてきます。まわりの木々の枝には霧氷ができていました。美しいです。

滝壺のまわりは、気温はマイナス9℃、まさに天然の冷凍庫です。

滝は凍りかけているので、水量は少なくはなっているようですが、それでも水の落下による風圧と冷気がものすごいです。

これからこの滝に挑むゆかりは、このものすごい冷気に、なんか負けそうだけれど、うれしさでワクワク感とできるかしらというドキドキ感が入り交じった複雑な気持ち。ゆかり、精神統一をしています。

滝壺はもはや真水ではなく、シャーベット状になっていました。シャーベットとは言っても、半分、凍って、固まりかけているので、とても硬く、かつ厚さが下半身分あるので、とても重いです。去年、「恍惚の世界」で初めて来たときには、滝壺は既に分厚い氷で覆われていました。どうやって、その氷ができるのかは謎でしたが、このシャーベットが堆積していって、みるみるうちに分厚い氷の層になっていくことがわかりました。

重い氷をからだでかき分けかき分け、退路も確保しながら慎重に前進します。そしてやっと向こう岸にた辿り着きました。氷柱がいっぱい。美しい自然の造形です。髪の毛は滝の飛沫と冷気で完全に凍り付いてばりばりに。

氷が硬いので、ほーら、こんなこともできるんですよ。寄りかかれちゃう。からだの向きをかえてこんどは前に寝そべったり。氷は0℃、空気はマイナス9℃、実は氷の中の方が温かいんです。でも、温かいとはいっても0℃ですから。

氷から上がりました。もうからだは真っ赤です。でも爽快!!! 大自然をなま身の全身で感じとることができた喜びと満足でゆかりの心はいっぱいになりました。

2008年12月12日金曜日

クリスマスを告げに



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吹雪がやんで、朝からとてもよいお天気。すばらしい眺めです。

林の中にもたっぷりのお陽様が差し込んで、とても明るいです。なんだかうれしくて、木立のあいだをぴょんぴょん跳ね回りたくなります。

谷間に降りていくと、お陽様の当たらない木々には、昨日の吹雪で霧氷ができていました。とても美しいです。

もうすぐクリスマス。天然のクリスマスツリーの前で、メリークリスマス!

大きなツリーの前では、ゆかりがお飾りみたいに見えます。

そして滝壺。ものすごい冷気と風。まるで天然の冷凍庫のよう。

氷瀑の氷の青白い光が幻想的で美しいです。

山と森と滝の精に、ベルを鳴らして、クリスマスの到来を知らせてきました。そして、心の中に、大きな天然のクリスマスツリーをしっかりと収めてきました。

2008年12月1日月曜日

生まれて初めて




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おもてはめっきり寒くなりました。

憧れのグランドピアノ。うーん、やっぱり練習で使ってる電子ピアノとは音の粒だちもタッチもぜんぜんちがう。それに絵になると思いません?でも、「なにをぬくぬくやっているのか、そんなことをやっている暇があったらさっさと水着になって滝に行きなさい」とお尻を叩かれそう。。。

ゆかりのお気に入りのナンバーを2、3ご披露。初めは、エルガーの「威風堂々」のピアノ版。英国では第2の国家として国民から慕われているそうです。日本では、エリザベス女王が来日したとき、迎賓館でこの曲が演奏されたのが印象的でした(歳がバレそう)。まん中のところの勇壮な感じが特に好き。

英国といえばなんといってもやっぱり、ビートルズ。そのピアノ曲といえば、「Let It Be」。尊敬する偉大なポールマッカートニーになったつもりで弾き語り。この曲は、ポールはゴスペル(黒人霊歌)に強く影響を受けて作曲したのじゃないかなぁと思います。

そしてジョンレノンのピアノ曲といえば「イマジン」。この曲もピアノの低音部を実にうまく使っているなぁと思います。シンプルながらすごく味があって大好きです。ジョンレノン、まさに天才です。

音をお聴かせできないのが残念、、、というかこれ幸い 。あくまで自己満の世界でーーす 。

ん?気のせいか「水着で弾いたら??」という声が。。。

ところで、わたし、自分がピアノを弾いている姿を見るのは実はこれが生まれて初めてなんです。だから、自分にとって貴重なショット、とてもうれしいんです。

お夕食は四川料理。さあ、食後は本日のメインイベントです。いつもは、氷のような水の中ですが、今日はオーケストラの芳醇な音色の中にしばし浸ってきます。

ゆかりの「芸術の秋」でした。